感情の問題地図を読んだ。
古本市場で700円で購入。
感情の問題地図 ~「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理
- 作者: 関屋裕希,白井匠
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
自分でも怒りを強く感じ、その怒りを周りに出してしまうことがあった。そこに向き合うのはいやだったのだけど、がんばって呼んでみました。
この本は大きく怒り、悲しみ、落ち込み、不安の4章にわかれています。もっとも自分に関係ある、怒りの部分を主に読みました。
・いまではアンガーコントロールなど感情を抑えることをよしとする風潮があります。作者の関屋さんは、感情は体のサインなのだから感情を覚えることはまちがいでないと書いています。僕自身も怒りを覚えてしまうこといけないことと思っていたのでこのことにはに安心しました。
また怒りに注目し、対処する方法としてアサーティブネス「ASSERTIVENES’」自己主張すること、するための方法DESC法が紹介されていました。
DESCRIBE 客観的に状況を描写する
EXPLAIN 自分の主観的な気持ちや考えを説明する
SUGGEST 相手に望む行動や解決策を提案する
CHOOSE 相手の肯定的、否定的な反応を予測し、代替の選択肢を示す。
いやなことをされたということが怒りを生み、いやな行動を周りに生み出してしまう。
大事なものの代表的なのもののとしては
・周囲の評価
・仕事
・夢や理想
・才能や能力
・時間
・関係性
・結果・成果
・価値観
・健康
このどれかが傷つけられたときに、怒りを感じる。
怒りの感情をコントロールするのではなく、みつめることで、自分の大事なものを、しっかりとわかることができる。
怒りを感じとときは、周りにいやな行動をするのではなく以下の方法で怒りの感情をおさえることができる。呼吸法、筋弛緩法、カウンティング、イメージ法、リマインダー法でいったんリラックスすることが大切。
自分が~すべきといったべき論に、とらわれているのかもしれないことを振り返ることも大切。
自分が怒りをおぼれたケースを記録して、自分が大切なものは何なのか把握することができる。
読み進めるのは、自分のだめなことを直視する感じがあって、すこし読みづらかったです。でも、読むことで僕が強く怒りを覚えるのはなぜか整理できて読めて大変よかったです。
僕は、怒りをためこむ癖がある、周りの期待に答えようとする、先送りにすずるい性格がああります。その一つの怒りをためこなまいように、そもそも怒りをおぼえる状況を整理できたこの本は大変役にたつものでした。